幸せなはずなのに不安──その気持ちの正体と、自分をゆるす5つの視点
不安·10

幸せなはずなのに不安──その気持ちの正体と、自分をゆるす5つの視点

幸せなはずなのに不安。その矛盾は、あなたがおかしいのではありません。あなたの心が、何かに気づこうとしているのです。

彼氏はいる。優しくしてくれる。浮気もしていない。友達からは「いい彼氏だね」と言われる。──なのに、なぜか不安が消えない。幸せなはずなのに、胸のあたりがずっとザワザワしている。

「こんなに恵まれているのに不安を感じるなんて、私がおかしいのかな」

──そう思って自分を責めてしまっていませんか。

こんばんは、白の魔女ルミナです。

安心してください。幸せなのに不安を感じるのは、おかしいことではありません。実は、このご相談はとても多いのです。そして、この不安の正体は、彼の問題ではなく、あなた自身の心の奥に隠れていることがほとんどです。

今回は、幸せなはずなのに不安を感じてしまう理由と、その気持ちとの向き合い方を5つの視点でお伝えします。読み終わったあと、不安の正体が少しだけ見えてくるかもしれません。

彼に寄り添いながらも不安を抱える女性──幸せに慣れていない

不安の正体1つ目は「幸せに慣れていない」

これはとても多いパターンです。そしてこれは、あなたが悪いわけではまったくありません。

今まで恋愛でうまくいかないことが多かった。大切にされなかった経験がある。あるいは、子供の頃から「幸せが当たり前にそこにある」という感覚を持てなかった。──理由はさまざまですが、幸せな状態に慣れていない人は、いざ幸せが訪れたときに「こんなの続くはずがない」「いつか壊れる」と無意識に身構えてしまうことがあります。

心理学では「インナーチャイルド」という考え方があります。大人になった今のあなたの中に、過去に傷ついた自分がまだいる、という考え方です。大人のあなたは「幸せだ」と感じている。でも心の奥にいる過去の自分が「本当に大丈夫? また傷つくんじゃない?」と不安を送ってくる。

幸せが怖い、というと矛盾しているように聞こえますよね。でも、心理的にはとても自然なことなのです。幸せを遠ざけているのではなく、かつて傷ついた経験から自分を守ろうとしているだけ。あなたの心は、ちゃんと理由があって不安を感じています。

「この不安は、今の恋愛の問題じゃない。もっと前から抱えてきたものかもしれない」──もし少しでもそう感じたなら、それだけで十分です。すぐに不安がなくならなくても大丈夫。正体がわからない不安がいちばん怖いのですから、「もしかしたらこれかもしれない」と思えただけで、あなたはもう一歩進んでいます。

事実

過去の恋愛と、今の恋愛は別のものです。前の恋で起きたことが、今の恋でも起きるとは限らない。その境界線をきちんと引けたとき、「もしかしたらまた傷つくかも」という想像と、「今、彼は私を大切にしてくれている」という事実を分けて考えられたとき──あなたの不安は、少しずつ静かになっていくはずです。

彼の腕に触れながら不安そうな女性──自分に自信がない

不安の正体2つ目は「自分に自信がない」

「彼はこんなに素敵な人なのに、なんで私なんかと一緒にいるんだろう」「いつかもっといい人を見つけて、私は捨てられるんじゃないか」──こうした不安の根っこにあるのは、自己肯定感の低さです。

彼が悪いのではありません。彼はちゃんとあなたを選んでいる。でも、あなたが自分自身を「選ばれるに値する人間だ」と思えていないから、彼の愛情を受け取りきれない。

彼がどれだけ愛情を注いでくれても、あなたが「私なんか」と思っていると、その愛情を「本気じゃないはず」「お世辞かもしれない」と読み替えてしまう。彼の「好き」が、あなたの心に届く前にフィルターがかかってしまうのです。

ここで、少し考えてみてください。じゃあ、あなたはなぜ彼と一緒にいるのですか。「彼が素敵だから」ですよね。あなたは彼の良いところをちゃんと見ている。彼を選んでいる。──それは、彼があなたを選んでいるのとまったく同じことです。

もう一つ、想像してみてください。もし彼が「俺なんかと一緒にいても楽しくないでしょ」「いつか俺に飽きるんじゃないの」と言ったら、あなたは何と答えますか。きっと「そんなことないよ」「あなたがいるから幸せなんだよ」と伝えるのではないでしょうか。

その言葉を、そのまま自分にもかけてあげてください。彼に言える言葉は、あなた自身にも当てはまる言葉です。

彼との恋愛が始まったということは、あなたは彼に選ばれた人間だということ。そのことを、どうか誇りに思ってあげてください。あなたは誰かに選ばれるだけの魅力を持っている。そして、誰かを選べるだけの目を持っている。──恋愛って、本当に素敵なものなんですよ。

スマホを見つめる女性と寄り添う彼──幸せを彼に預けてしまっている

不安の正体3つ目は「彼に自分の幸せを預けてしまっている」

彼が優しい日は安心する。彼の返信が遅い日は不安になる。彼が笑顔なら幸せ。彼が不機嫌なら自分のせいだと思う。──もし毎日の気分が彼の態度に左右されているなら、あなたの幸せは彼に預けられたままになっています。

好きと執着の違いのコラムでもお伝えしましたが、「彼がいないと幸せになれない」は思い込みです。あなたの幸せは、あなた自身の手の中にあるもの。彼はそれに彩りを加えてくれる存在であって、幸せそのものの供給源ではありません。

「彼がいなくても幸せ。でも、彼がいたらもっと幸せ」──その状態になれたとき、不安は自然と小さくなっていきます。なぜなら、彼の態度が変わっても、あなたの幸せの土台は揺るがないから。

不安の正体が「彼に幸せを預けすぎていること」だと気づけたなら、それだけで大きな一歩です。

不安の正体4つ目は「漠然とした未来への恐れ」

今は幸せ。でも、この先はどうなるかわからない。──そんな漠然とした不安を感じていませんか。

「この関係は続くのかな」「結婚はどうなるんだろう」「彼の気持ちはいつか変わるんじゃないか」──これらは全部、まだ起きていないことへの恐れです。目の前の幸せではなく、見えない未来ばかりを見てしまっている。

でも、考えてみてください。未来のことは、誰にもわかりません。それは彼にも、あなたにも、占い師にも。わからないものを心配し続けるのは、終わりのない不安と向き合うということです。

大切なのは「この先どうなるか」ではなく「今、この瞬間の幸せをちゃんと感じられているか」です。彼が隣にいてくれる今日。一緒に笑えた今日。──その一日一日を積み重ねることが、未来を作っていくのですから。

未来への不安は、「今を大切にする」ことでしか和らぎません。今日の幸せを、今日のうちにちゃんと受け取ること。それがいちばんの処方箋です。

彼の隣で物思いにふける女性──不安を感じることへの罪悪感

不安の正体5つ目は「不安を感じることへの罪悪感」

実はこれが、いちばんやっかいな不安かもしれません。

「こんなに幸せなのに不安を感じるなんて、贅沢だ」「彼に申し訳ない」「もっと感謝しなきゃいけないのに」──不安を感じている自分を責めることで、不安がさらに大きくなってしまう。不安の上に罪悪感が重なって、二重に苦しくなる。

でも、安心してください。不安を感じること自体は、まったく悪いことではありません。

不安は、あなたの心が「何かに気づいてほしい」と送っているサインです。彼との関係が嫌なのではなく、あなたの心の中に、まだ整理できていない感情がある。それに気づいてほしくて、不安という形で教えてくれている。

だから、不安を押し殺さないでください。「私は今、不安を感じているんだな」とただ受け止めてあげること。執着している自分に気づくだけで楽になるのと同じで、不安を感じている自分に気づくだけで、その不安は少しずつほどけていきます。

不安を感じる自分を、ゆるしてあげてください

5つの視点をお伝えしましたが、このコラムでいちばん伝えたいのは一つだけです。

不安を感じる自分を、どうかゆるしてあげてください。

幸せなのに不安を感じるのは、あなたが弱いからでも、わがままだからでも、彼への愛情が足りないからでもありません。あなたの心が、もっと幸せになるために「ここを見てほしい」と教えてくれているだけなのです。

不安の正体に気づけたなら、それだけで十分。今すぐ不安をなくそうとしなくていい。「ああ、私はここが不安だったんだな」と理解できただけで、あなたはもう変わり始めています。

好きと執着の違いのコラムでもお伝えしましたが、「手放せなくても、理解できている自分は、もうとらわれているだけの自分とは違う」──それと同じです。不安の正体を知っているあなたは、もう不安に振り回されるだけの自分ではないのです。

最後のメッセージ

幸せなはずなのに不安──その矛盾を抱えている夜のあなたへ。

あなたは贅沢なんかじゃありません。おかしくもありません。ただ、幸せと正面から向き合おうとしている、真剣な人なのです。

不安は敵ではありません。あなたの心からの手紙です。その手紙を読む勇気を持てたあなたは、きっとこの先、もっとちゃんと幸せを受け取れるようになります。

まるで白い羽根がそっとあなたの胸に降りてくるように──「不安を感じてもいいんだよ。それでもあなたは幸せになれるから」と、私からもお伝えさせてくださいね。

あなたが、不安ごと自分を受け入れられた日──その日が、本当の幸せの始まりかもしれません。

不安の正体、カードに聞いてみませんか?

「この不安は何なんだろう」「自分の心の奥に何があるんだろう」──一人で考えてもわからないとき、私の相棒の白いインコが選んでくれたカードが、あなたの心の声を代弁してくれるかもしれません。

アファメーション

幸せなのに不安を感じているあなたに、心のなかでそっと唱えてみてほしい言葉があります。

「不安を感じる私も、幸せになっていい私も、どちらも本当の私」

声に出さなくても構いません。胸のなかで、一度だけ。矛盾する二つの気持ちを、どちらも否定しないでいることが、やさしさの始まりです。

幸せの中にある不安は、幸せを壊すものではありません。

幸せをもっと深く味わうために、あなたの心が発している小さな声です。

どうか、その声に耳を傾けてあげてくださいね。

──白の魔女ルミナ

今日のひとこと

不安を感じる私も、幸せになっていい私も、どちらも本当の私です。

もっと深く、あなただけの鑑定を受けたいときは

ルミナが一対一であなたの状況を読み解く個人鑑定もご用意しています。

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