
前兆① なぜかあの人の夢を見る
「最近やたらと元彼が夢に出てくるんです」
このご相談は、本当に多くいただきます。
解釈
夢占いの世界では、別れた相手が夢に現れるのは「未練の表れ」と解釈されることが一般的ですよね。「まだ引きずっているから夢に見てしまうんだ」と、ご自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
けれど──じつは、もう一つの見方があるのをご存じでしょうか。
あなたがあの人の夢を見ているのと同じ時期に、あの人もあなたのことをふと思い出している可能性がある、ということ。
お互いの想いが強く向き合っているとき、その気持ちは夢という形で表に出ることがあると言われています。離れていても同じ空を見上げたくなるような──そんな感覚に近いかもしれません。
ですから、あの人の夢を見た朝は、どうかご自分を責めないでくださいね。
「今、何かが動き始めているのかもしれない」と、そっと受け止めておくだけで十分です。

前兆② ふとした瞬間に「匂い」で思い出す
カフェに入った瞬間、ふわっと漂ってきた香りに胸がざわついたこと、ありませんか?
あの人がつけていた香水の残り香。一緒に行ったお店の匂い。彼の車に乗ったときの芳香剤の香り。
嗅覚は、五感の中で最も記憶と結びつきが強いと言われています。頭では忘れたつもりでいても、香りは一瞬であの頃に引き戻してしまうんですよね。
「匂いで思い出すなんて、未練がましいのかな……」
──そう感じる方は多いことでしょう。
ここでドキッとすることを一つお伝えしてもいいですか?
この現象は、あなただけに起きているとは限りません。
以前、私がお話を伺ったご相談者が、「急にあの人の香りを街中で感じた翌週に、元彼からLINEが来ました」とおっしゃっていました。すべての方に同じことが起きるとは断言できませんが、匂いを通じた記憶が同じ時期に呼び覚まされるとき──お二人の気持ちが静かに通じ合い始めているサインかもしれません。
私の好きなハーブの一つに、ラベンダーがあります。気持ちをそっと鎮めて、心を穏やかに整えてくれる香りです。あの人を思い出して胸が苦しくなる夜には、温かいハーブティーを一杯。それだけでも、ほんの少し呼吸が楽になることがありますよ。

前兆③ SNSで偶然あの人の投稿が目に入る
フォローは外した。ストーリーも見ないようにしていた。
なのに──おすすめに出てくる。共通の友達の投稿に、あの人が写っている。
「見ないようにしてたのに……」
この経験、あなただけではありません。復縁を願っている多くの方が、まったく同じことをおっしゃいます。
「SNSの仕組み上、よくやり取りしていた相手の投稿は表示されやすくなるだけだよ」──そう言われてしまえば、確かにその通りかもしれませんね。
しかし、私はタロットカードを通じて多くの方のご縁を見てまいりましたが、「偶然目に入る」ということが短期間に何度も重なるとき──それはお二人の間に残っている縁が、ふたたび動き始めているサインであることが決して少なくないのです。
ここで大切なのは、見てしまったあとのあなた自身の気持ちです。
苦しいだけでしょうか。それとも、苦しいけれど「元気そうでちょっとホッとした」という感覚もありましたか?
もし後者であれば──あなたの心はもう、あの人のことを穏やかに受け止められる段階に来ているのかもしれませんね。
前兆④ あの人との共通点にやたら遭遇する
二人で聴いていた曲が、買い物中にふいに流れてくる。一緒に行ったお店の前を、用事もないのに通りかかる。あの人と同じ名前の人に、立て続けに出会う。
「気のせいだよね」──そう思いたくなる気持ち、よくわかります。
一般的には「意識しているから目につくだけ」と説明されることが多いですよね。特定のものを気にし始めると、自然とそれに関する情報が目に飛び込んでくる──心理学ではそんな現象が知られています。
事実
確かにそれも一つの事実でしょう。
けれど、こうした「意味のある偶然の一致」が短い期間にいくつも重なるとき、それは単なる思い込みとは違う何かが動いている合図かもしれません。
私の好きな言葉に、パスツールの「偶然は準備された心にしか訪れない」という名言があります。
あなたがその偶然に「気づいている」こと自体が、心があの人とのご縁にアンテナを張っている証拠です。無理に打ち消す必要はありません。「何かのサインかもしれないな」と、そっと胸にしまっておくだけで十分ですよ。

前兆⑤ 急に自分を変えたくなる
特に何があったわけでもないのに、ある日突然「このままじゃダメだ」と感じることはありませんか?
髪型を変えたくなる。新しい服が欲しくなる。ジムに通い始めたくなる。ダイエットのアプリを気づいたらダウンロードしていた。
「あの人のためじゃない。でも、なんか今の自分を変えたい」
この漠然とした衝動──じつは、元彼から連絡が来る前に経験されている方がとても多いのです。
なぜでしょうか。
人は無意識のうちに、これから起きる再会に備えて自分を「整え始める」ことがあると私は考えています。新しい自分にならなきゃと焦っているのではなく、新しい展開を受け取れる状態に、心と身体が自然と向かっている。
そしてここで、一つお伝えしたいことがあります。
あなたが「変わりたい」と感じているこの瞬間、あの人も何かを変えたいと感じている可能性があるのです。
別れた後の男性の心には時間差があります。男性は別れてしばらく経ってから、ようやく失ったものの大きさに気づき始めるもの。あなたの「変わりたい」と、あの人の「後悔」が同じ時期に重なっているとしたら──それは、再会の準備が静かに整い始めたサインかもしれません。
今は焦らなくて大丈夫です。その「変わりたい」という気持ちを、まずはご自身のために使ってあげてくださいね。

前兆⑥ 占いや相談がしたくなる
「ふだんは占いなんて気にしないのに、なぜか最近やたらと気になる」
──まさに今、このコラムを深夜のベッドの中で読んでいるあなたも、そうではありませんか?
「復縁」「元彼」「前兆」──そんなキーワードを検索している自分に、少し恥ずかしさを感じていたりしませんか?
大丈夫です。恥ずかしいことなんて、何一つありません。
私のもとにいらっしゃる方も、みなさん最初は同じようにおっしゃいます。「こんなことで相談していいんでしょうか」「占いに頼るなんて情けないかもしれません」って。
でもね、私はいつもこうお伝えしているんです。
答えを求めて手を伸ばせるということは、まだ諦めていないということですよ、と。
諦めていない気持ちがあるから、検索する。調べる。読む。
それは弱さではありません。あなたの中にまだ灯っている光そのものです。
そして不思議なことに──「占いが気になり始めた」というタイミングの前後で、実際に元彼から連絡が来たという方が本当に多いのです。
あなたの直感が、何かをキャッチし始めているのかもしれませんね。
前兆⑦ 「なぜか大丈夫な気がする」と感じる瞬間がある
最後にお伝えする前兆は、7つの中でいちばん静かで、いちばん見逃されやすく──そしていちばん大切なものです。
ずっと苦しかった。毎晩のようにあの人のことを考えて、胸が痛くて、どうしようもなかった。
なのに、ある日ふと──「あれ、なんか大丈夫かもしれない」と感じる瞬間が訪れるのです。
根拠はありません。状況は何も変わっていません。
でも、ほんの一瞬だけ、胸の奥にじんわりとあたたかいものが広がるような感覚。まるで白い羽根がふわりと舞い降りたような、不思議な安心感。
「気のせいだよ」──そう思うかもしれません。
けれど、私はその感覚を、いちばん信じてほしいと思っています。
『明けない夜はない』──シェイクスピアのこの言葉を、あなたも一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
夜明けの直前がいちばん暗いように、長い苦しみの果てにふっと心が軽くなる瞬間──それはまさに、あなたの恋の流れが静かに、でも確実に、動き始めたサインなのかもしれません。
今夜、一つだけ試してほしいこと
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
7つの前兆の中に、心当たりのあるものはいくつありましたか?
一つでもドキッとしたものがあったなら──今夜、寝る前に一つだけ試してみてほしいことがあります。
スマホを枕元から少しだけ離して、3回だけ深呼吸をしてみてください。
吸って、ゆっくり吐いて。もう一度、吸って、ゆっくり吐いて。最後にもう一度。
そしてそのあと、心の中でこう唱えてみてくださいね。
「私は、私にとっていちばん良いタイミングで、必要な人とふたたびつながります」
これは私がいつもご相談をお受けする際にお伝えしている、心を整えるためのアファメーションです。おまじないではありません。不安でいっぱいになった気持ちを、ほんの少しだけ希望の方向へそっと向け直すための言葉です。
この一言が、今夜のあなたの心を少しでも軽くしてくれたら──白の魔女として、それがいちばん嬉しいことです。
あの人との縁の「今」を、もう少し深く知りたいなら
前兆は感じている。でも、それが本当に再会につながるのか。あの人は今、どんな気持ちでいるのか。
一般的な「前兆〇選」の記事では、そこまでは教えてくれませんよね。
もし、あなたとあの人の間に残っているご縁を、もう少しだけ深く覗いてみたいと感じたなら──
私の相棒の白いインコが選んでくれたカードに、聞いてみてください。
そのカードは、あなたに答えを押しつけるものではありません。あなた自身が気づくための小さなヒントを、そっと届けてくれるはずです。
今夜もどこかで、やり切れない想いを抱えながらスマホを握っているあなたへ。
あなたの恋は、まだ終わっていません。
その痛みは、まだあの人とつながっている証拠です。
どうか明日の朝、ほんの少しだけ──昨日より軽い気持ちで目を覚ませますように。
──白の魔女ルミナ
